栃木県教委が入るビル

 新型コロナウイルス緊急事態宣言の本県への発令に伴い、県教委は19日までに、県立学校での感染対策をまとめ、各学校に通知した。部活動は2時間以内に制限し、接触が伴う練習など感染リスクの高い活動を避けて実施する。各市町教委にも参考通知した。夏休み明けは通常登校とする方針。

 宿泊を伴う活動や、校外での練習試合などを原則中止するなどした従来の対策を強化した。部活動は、夏休み期間中も2時間以内とする。緊急事態宣言下では、特に午後8時以降の外出自粛が求められる。部活動が再開した際、午後8時までに帰宅できるよう設定した。

 近距離で組み合う柔道の練習や、室内で密集する吹奏楽の演奏などのほか、授業も含めて感染リスクの高い活動は見合わせるよう求めた。

 一方、順次学校が再開する24日以降は、感染対策を徹底した上で通常登校を予定している。

 県立学校の対応は自治体によって差があり、関東近隣では群馬県が分散登校や部活動の原則中止を決めた。茨城県も8月末までオンライン授業で対応する。

 本県は「可能な限り学校教育活動を継続」するという文部科学省の指針に基づき、学びを保障する観点から現時点では分散登校などを実施しない方針だ。ただ、県内の感染者数は高止まりしており、県教委の担当者は「感染状況を注視していく」と述べた。