フードパンダの記念式典でテープカットに臨む関係者=19日午前、宇都宮市

 フードデリバリーサービス「foodpanda(フードパンダ)」を展開するデリバリーヒーロー・ジャパン(東京都港区)は19日、宇都宮市内でのサービスを始め、拠点となる同市中心部で記念式典を行った。北関東への進出は栃木県が初めて。コロナ禍の影響を受ける駅弁業者の商品を扱うことなどが特徴。

 デリバリーヒーローは50カ国以上でフードデリバリーサービスを手掛ける。専用アプリなどから注文すると、配達員が自転車などで自宅やオフィスに料理を配達してくれる。

 同社は「地域密着」を掲げて進出地域に拠点を設けており、栃木県では同市江野町に「foodpanda宇都宮拠点」を開設した。コロナ禍で売り上げが落ち込む飲食店からの期待感は高く、宇都宮餃子(ぎょーざ)会の「来らっせ本店」(宇都宮市)や、駅弁販売の「松廼家(まつのや)」(同)など約200の飲食店が提携先として加盟を済ませた。

 配達エリアは市中心部。注文受け付けは午前8時~翌午前0時(加盟各店舗の営業時間によって異なる)。最低注文金額は千円から。当面の間、サービス料が無料となり、配達距離が4~4.5キロメートルで50円、4.5キロメートル以上で100円の手数料が加算される。ニーズを踏まえ、配達エリアを広げることも検討する。

 松田(まつだ)ジェフディレクター(44)は「食に関わる皆さまをつなぎ、地域に密着した形でビジネスを展開したい」と話した。