エダマメの新ブランド「味雷」を立ち上げた山本さん(左)と斎藤さん

若手農家2人が立ち上げたエダマメのブランド「味雷」

エダマメの新ブランド「味雷」を立ち上げた山本さん(左)と斎藤さん 若手農家2人が立ち上げたエダマメのブランド「味雷」

 【高根沢】町の特産品であるエダマメの魅力を町内外に知ってもらおうと、若手農家2人がこのほど、新ブランド「味雷(みらい)」を立ち上げ、JAしおのやの直売所や県内で店舗展開するスーパーなどで販売を始めた。2人は「大嘗祭(だいじょうさい)で使用された地元産の米『とちぎの星』のように、全国区のブランドにしたい」と夢を膨らませている。

 新ブランド「味雷」を立ち上げたのは、山本隆洋(やまもとたかひろ)さん(48)=寺渡戸=と斎藤昌彦(さいとうまさひこ)さん(36)=桑窪。

 山本さんはもともとエダマメ農家。斎藤さんは山本さんのエダマメを食べ、そのおいしさに感動。所属する消防団活動などを通じて山本さんから誘われたこともあり、昨年、実家などの農地を使い会社員と兼業でエダマメ栽培を始めた。その後、エダマメ栽培に本格的に取り組もうと一念発起し6月に退職、専業農家になった。

 2人は地元農協にも出荷しているが、「どこで自分のエダマメが売られているのか分からない」「もっと生の声が聞きたい」などの思いが募り、新ブランドの立ち上げに至ったという。

 もともと町内は農地の土壌と水質が良く、エダマメ栽培の適地。加えて2人は肥料にこだわり、試行錯誤して馬の堆肥にたどり着いた。牛ふんなどに比べ日持ちが良く長く効くことから、エダマメの生育が良くなり味も良くなったという。

 今は出荷の最盛期。それぞれ約150アールの畑で、人気の高い品種「雪音」「ゆかた娘」などを出荷している。県内外20店舗で販売するスーパー「かましん」の青果バイヤーも、「甘味、香りともに一級品。食べればファンになります」と太鼓判を押している。