園芸大国とちぎづくりの実現に向け、農業者をトータルサポートする「園芸総合相談所」(愛称・みのりす)が12日、県と各農業振興事務所に新設された。園芸生産担い手の円滑な確保のため、園芸作物導入への助言、新規参入や規模拡大の支援など園芸に関するあらゆる相談に対し、ワンストップで対応できる態勢を整えた。
相談所が設置されたのは県生産振興課と、県内七つの農業振興事務所。相談内容により、適切な分野の職員が対応する。
新規栽培者へは園芸品目導入に向けた助言指導や栽培計画の作成を手助けする。産地化に向けては、生産者に対して規模拡大やコスト低減への支援策を紹介したり、栽培面積を確保するための取り組みを実施したりする。