多くの店が閉まり人影がまばらなオリオン通り=17日午後6時10分、宇都宮市江野町

 栃木県への3度目の緊急事態宣言発令が17日、決まった。「事態は収束してほしい」「宣言の効果はあるのか」。特に若い世代への感染拡大が深刻化する中、県内の大学生や感染を経験した若者は、複雑な心境を明かした。感染者を受け入れ続けている宿泊療養施設も、宣言の先の明るい兆しを見いだせずにいる。

 「正直『またか』という感じ」。宇都宮大国際学部2年渋谷真里登(しぶやまりと)さん(19)は言う。毎週、アルバイト後の夜に、暗く静かな通りに変容した宇都宮市のオリオン通りを歩く。「なぜ感染者数が減らないのか」。繰り返される宣言に割り切れなさを抱く。