学校の名前を残そう 来春閉校の真岡・中村南小 栃木県陸上大会リレーで3位

学校の名前を残そう 来春閉校の真岡・中村南小 栃木県陸上大会リレーで3位

 【真岡】栃木市総合運動公園陸上競技場で6月中旬に開かれた全国小学生陸上競技交流大会県予選。本年度で閉校が決まっている中村南小の男子チームは400メートルリレーで3位に輝いた。「学校の名前を残そう」と同校の選手5人は約1年間練習に励み、学校もサポートしてきた。チームは市内、郡市予選を通過し、学校関係者も「記憶にない」と話す県大会へ進出。強豪チームが集まる中で見事入賞を果たし、その勇姿を観客の胸に刻み込んだ。

 同校は全校児童57人で、中村小との統合が決まっており、現校名で同大会に参加するのは今回が最後。メンバーは6年生男子8人から、磯一史(いそかずし)君(11)、永嶋大也(ながしまはるや)君(12)、伊沢裕輝(いざわゆうき)君(11)、高久陽生(たかくはるき)君(11)の4人と補欠で伊沢翔(いざわしょう)君(12)を選抜した。競技指導に当たった川又信昭(かわまたのぶあき)教諭(48)はチーム結成時、「小さな学校でも強豪に勝てる。中村南の名をみんなの記憶に残そう」と語り掛け、児童もそれに呼応し「県大会優勝」を目標に掲げた。

 チームは5月に行われた市内、郡市予選をいずれも1位で突破。「緊張のあまり石のようになった」と選手が口をそろえる県大会の予選レースも出場37チーム中4位で通過した。

 決勝は最後まで接戦を演じ、アンカーの永嶋君がゴールに飛び込んだ。54秒86のチーム最高記録で快進撃を締めくくった。