降りしきる雨の中を足早に歩く人々=14日午後4時35分、宇都宮市江野町

 栃木県内は13日夜から14日にかけて、停滞した前線の影響で局地的な大雨に見舞われた。宇都宮市中心部では降り続く雨に、通行人が傘を目深に差し行き交った。

 県危機管理課によると午後9時現在、那須烏山市の市道が倒木で通行止め。那須塩原市と日光市でも倒木や落石で市道各1カ所が一時通行止めとなった。自主避難所は5市町が開設した。那須烏山市によると、同市の自主避難所には午後10時までに、2世帯3人が避難したという。

 宇都宮地方気象台の調べでは、14日午後8時現在、那須烏山では24時間の降水量が106・0ミリと、8月の観測史上最大を記録した。宇都宮など3地点でも100ミリを超えた。雨は15日昼ごろまで続く見通しで、同気象台は土砂災害への警戒を呼び掛けている。

 一方、14日は日照時間が短く県内全14観測地点の気温は9月下旬から10月下旬並みとなった。最も気温が高かった佐野でも22・1度だった。