来園者がまばらな日光市鬼怒川温泉大原の東武ワールドスクウェア

 【日光・那須】新型コロナウイルス禍での盆入りとなった13日、日光、那須の観光地は人影の少ないひっそりとした様相を呈した。県をまたぐ移動の自粛が呼び掛けられ、雨だったことも影響。例年なら書き入れ時を迎えていたはずだけに、関係者は昨年以上の厳しさを痛感している。

 例年のお盆期間は日光市山内の世界遺産「日光の社寺」周辺の道路では渋滞が発生するが、この日は目立った混雑はなし。表参道近くの土産物店「きしの」の店主岸野房子(きしのふさこ)さん(72)は「観光客が少なくて驚いた。感染を広げないためには良いことかもしれないが…」とため息をついた。同市上鉢石町の「日光金谷ホテル」の地神嘉之(じがみよしゆき)支配人(47)は「昨年も宿泊客は少なかったが今年はさらに15~20%少ない」と話す。

 同市鬼怒川温泉大原のテーマパーク「東武ワールドスクウェア」の根本幸央(ねもとゆきお)総支配人(51)は「お客さまの数は昨年同時期の7割くらい。一番の書き入れ時の8月が終わるまでに盛り返せればいいが」と不安をのぞかせる。