日本理化テクノロジーズが設置したPCR検査センター=下野市

 日本理化テクノロジーズ(東京都品川区、大栗崇司(おおくりたかし)社長)は11日までに、新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査キットを発売した。自宅で唾液を採取し、同社PCR検査センター(下野市柴)へ返送すると、検査結果がメールで通知される。同社は「陰性であることを確認し、安心できるツールとして活用してほしい」としている。

 新型コロナウイルスを巡っては、ワクチン接種が進むものの、収束が見通せない状況が続く。手軽に陰性を証明する手段を提供することで、本人だけでなく家族や同僚など周囲の安心につなげる。

 検査はキットが手元にあれば好きなタイミングで受けられる。同センターに送られた検体は試薬を使って新型コロナウイルスが持つRNAを抽出する。検査結果は提携する都内の専門機関が判定するほか、陰性証明書を発行する。

 個人のほか、企業が福利厚生の一環として利用することを想定している。同社は「営業やドライバーは移動する機会が多い。検査で安心感が担保されれば、業務へのモチベーションも向上する」としている。キットはウェブで販売する。5セットから購入でき、価格は1セット7700円。購入はwww.tochigi-pcr-lab.comから。