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家族連れなどでにぎわう観光やな=11日午後0時5分、茂木町大瀬、小型無人機から

 栃木県茂木町大瀬の那珂川にある「大瀬観光やな」に2年ぶりにやなが架かり、那珂川随一といわれる景勝地に雄大な夏景色が戻った。

 やなは、丸太を組み、自然石を詰めた大きな竹かごなどで水をせき止め、丸竹を敷く希少な伝統工法で毎年造られてきた。幅約11メートル、奥行き約20メートルあり、同やな会長高林健一(たかばやしけんいち)さん(70)は「県内では最大。今年もきれいにできた」と胸を張る。好天の11日は夏休みの家族連れがやなとやな周辺の河原の浅瀬で水を浴び、暑さ知らずで歓声を上げていた。

 昨年は新型コロナウイルスの影響で設置できなかった。高林さんは「悔しかった。一昨年は水害で被災し恐ろしい思いもしたが、やっと復興できた気がする」と笑顔を見せた。やなに大量のアユが上がる落ちアユシーズンは9月の彼岸ごろから。やなは10月末まで設置される。