サッカーJ2第24節は9日、各地で10試合を行い、栃木SCは相模原市の相模原ギオンスタジアムで相模原と対戦。0-0で引き分けた。連敗は2で止めたものの9試合連続勝ちなし。通算成績は4勝10分け10敗の勝ち点22。順位は17位で変わらなかった。
栃木SCは前節から先発を2人変更。中断期間に加入したMF谷内田哲平(やちだてっぺい)とMF菊池大介(きくちだいすけ)が起用された。強烈な風が吹き荒れる中、風下の前半は守備で我慢しながら攻撃に転じる展開。相模原に押し込まれた時間帯に何度か許した決定的なシュートは、GKオビ・パウエル・オビンナが再三の好守で防いだ。
風上に立った後半は徐々に押し込む時間が増え、4分のCKからFW豊田陽平(とよだようへい)が放ったヘディングシュートはGK正面。さらに攻勢を仕掛けたがゴールに迫れず、逆に相模原のカウンター攻撃やロングボールでリズムを崩された。互いに一押しが足りず、スコアが動かないまま90分間が過ぎた。
栃木SCの次節は14日午後6時から、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで群馬と対戦する。