うちわを受け取るSLの乗客

 車両の定期検査を終え7日に運行を再開した真岡鉄道のSL「C12形」を栃木県茂木町の茂木駅で降りた乗客に9日、C12形の特徴や構造を説明したうちわが配られた。

 この日はもおかSL倶楽部(くらぶ)主催の乗客向けSL教室が同駅で予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止となった。同教室の資料兼用で製作した特製うちわのうち約100枚を、同倶楽部会員と真岡線SL運行協議会事務局の計5人が午後0時6分着の乗客らに配った。

 うちわ表面にはC12形の写真や諸元(性能)、裏面には蒸気でピストンを動かして力を動輪に伝えるSLの仕組みを図解で載せている。乗客たちは駅舎の中で次々と受け取っていた。

 妻(39)、長男(3)と乗った茨城県古河市、会社員男性(49)は「SLは初めて。寝台列車とも違う揺れが心地よかった」と笑顔を見せた。

 次回は28日に配布する。