神橋で初の「風鈴まつり」 日光 手作り200個、涼やかな音色

 【日光】観光客を涼やかな音色でもてなそうと、山内の世界遺産日光二荒山神社は1日、二社一寺の玄関口・神橋で「第1回風鈴まつり」を開始した。元自衛官の陶芸家が協力し、神橋境内に陶磁器の手作り風鈴約200個を飾り、参拝者に願い事を書いた短冊を掛けてもらう。同神社は「良い縁の橋渡しとなれば」としている。9月10日まで。

 神橋を渡る参拝者は年々増えており、昨年は約5万8千人が渡橋した。境内は風の通り道であるため、同神社が風鈴を生かして、夏の風物詩にしようと祭りを企画した。斎藤芳史(さいとうよしふみ)総務部長(64)は「日光の恒例行事としたい」と意気込む。

 風鈴を制作したのは、陸上自衛隊を定年退官して同神社職員となった久次良町の陶芸家佐藤和彦(さとうかずひこ)さん(55)。澄んだ高い音色を出そうと、約1300度の高温で通常の2倍以上の時間を掛けて焼き上げた。