仮称・足利スマートIC候補地

 国土交通省は6日、自動料金収受システム(ETC)専用のスマートインターチェンジ(IC)の新たな候補地となる「準備段階調査着手箇所」として、北関東自動車道足利IC-太田桐生IC間の「仮称・足利スマートIC」(足利市山下町付近)を採択したと発表した。今後、市が中心となって国、ネクスコ東日本、県などと準備会を組織し、早期事業化を目指す。

 候補地は足利ICから西に約6キロ、太田桐生ICから東に約4キロの地点。両IC間にサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)はなく、スマートICは高速道路本線へ直接、アクセス道路を接続する「本線直結型」となる。

 両IC間の距離は10・3キロで、北関東道の岩舟ジャンクション(JCT)-高崎JCT間で最も長い。市は災害時の緊急輸送道路網の強化や地域振興の観点から、スマートICの設置を同省に働き掛けていた。

 実現すれば、足利赤十字病院へのアクセスも約10分短縮されるという。今後は準備会で調査を進め、地区協議会や実施計画書の策定を経て事業化を図る。市は最短で2028年開通を目指して準備したい考え。

 福田富一(ふくだとみかず)知事は「大変喜ばしい。一日も早く事業化されるよう県としても積極的に取り組む」、早川尚秀(はやかわなおひで)市長は「地域の皆さまのご理解とご協力をいただきながら、早期事業化へ着実に進めたい」とした。

 県内には東北自動車道の那須高原、上河内、佐野の各SAと矢板北PAの4カ所にスマートICがある。ほか4カ所で事業化が決まっており、足利が実現すれば9カ所目。