学内で広報活動を行う「アルメリア」のメンバー

 【大田原】国際医療福祉大の1年生が本年度、献血に協力するボランティアサークル「アルメリア」を結成した。県赤十字血液センターが学内で行う献血への協力を学生に呼び掛けたり、献血業務を手伝ったりしている。今後は市内で献血を主催する予定もあり、活動範囲を学外にも広げている。

 同センターによると、同大学内では1995年の開学時から献血が行われている。当初は年2、3回だったが、現在は年10回ほどに増え、これまでに延べ1万5千人が献血した。

 「アルメリア」は4月、看護学科1年の小原広大(おばらこうだい)さん(18)が「何かボランティア活動をしたい」と同大ボランティアセンターに相談して結成した。同大には以前、献血ボランティアサークルがあったが、数年前に解散したという。

 メンバーは35人で、主な活動は広報活動と献血業務の手伝い。結成以来6回行われた学内の献血で、献血推進キャラクター「けんけつちゃん」の着ぐるみを着たり、自作ポスターを持ったりして協力を呼び掛けるほか、献血する学生の誘導や記念品贈呈の手伝いもしている。

 看護学科1年八百板陽(やおいたあき)さん(19)は「血液は長期保存ができず、献血は毎日必要。多くの人に参加してほしい」と話す。同センター献血推進課の宮下喜彦(みやしたよしひこ)主事(35)は「熱心に活動していて、非常にありがたい」と感謝する。

 これまでは学内での活動が中心だったが、夏休み中には市社会福祉協議会に登録して市内でボランティア活動も行う計画。10月には同センターと連携し、市内のスーパーで献血を主催する。サークル代表の小原さんは「もっとサークルを大きくして活動範囲を広げていきたい」と意欲を見せている。