「赤ちゃんポスト」田尻さんが性教育講演会 黒羽高で命の大切さ訴える 大田原

 【大田原】養育が困難な親から新生児を匿名で受け入れる国内初の「赤ちゃんポスト」運営で中心的役割を担った田尻由貴子(たじりゆきこ)さん(67)を招いた性教育講演会「かけがえのない命、大切にしよう」が29日、黒羽高で開かれた。

 田尻さんは2015年まで熊本市の慈恵病院で看護部長や相談役を務めた。現在は一般社団法人「スタディライフ熊本」の特別顧問などを兼任し全国で講演活動を行っている。

 この日は同校の1~3年生や保護者約440人が参加し、真剣な表情で講演に耳を傾けた。田尻さんは赤ちゃんポストに関わる中で目にした事例などを交えながら、望まない妊娠のリスクや赤ちゃんの成長と誕生などを通して考える命の大切さについて講演した。