済生会宇都宮病院で始まった広域的なワクチン接種=5日午後、宇都宮市竹林町

 新型コロナウイルスワクチンの広域接種会場となった済生会宇都宮病院(宇都宮市竹林町)で5日、接種が始まった。宇都宮をはじめ那須塩原、佐野、足利市など10~50歳代の84人が接種を受けた。

 県、宇都宮市、同病院が連携した取り組みで、県が予約を受け付け、市がワクチンを供給する。接種券を持つ12歳以上の県民が主な対象で、平日は午後5時半~7時半に84人、日曜日は午前と午後の各3時間で計240人の枠を設ける。

 同病院の篠崎浩治(しのざきひろはる)副院長(56)は「接種率を高め医療崩壊を防ぎたいという思いで協力した」と説明。現在、新型コロナの感染急拡大に伴い診療対応強化に向けた準備を進めており、一般診療の逼迫(ひっぱく)も懸念される。篠崎副院長は「生活様式に気を付け、未接種の方はぜひ接種を検討してほしい」と話した。