県内初の当時の姿で確認された、川原石でできた玄門(町提供)

 【壬生】町教委が藤井の藤井23号墳で昨年度行った発掘調査で、川原石でできた「玄門」が県内で初めて完全な状態で見つかった。玄門は、埋葬施設「石室」内部にある、死者を葬る「玄室」の入り口部分。調査に当たった町歴史民俗資料館の君島利行(きみじまとしゆき)学芸員(61)は「石室の構造や町の歴史を知るヒントになる」と話している。31日まで、同資料館のミニ企画展「みぶほる!」でパネル展示されている。

 同資料館によると、川原石の石室は土地開発などで上部が削られていることが多く、完全な状態では見つかっていない。