栃木県環境森林部は3日、モモやウメなどの木に寄生し枯死させる特定外来生物の昆虫「クビアカツヤカミキリ」の被害を、野木町で初めて確認したと発表した。県内での被害確認は足利市、栃木市、佐野市、小山市、壬生町に続き6市町目。

 同部によると、被害を確認したのは同町の潤島公園にあるサクラの木1本。7月21日に小山市乙女の民家で成虫と被害を確認したため、半径2キロ圏内を調べたところ、今月2日に同公園での被害を確認したという。薬剤で防除するか、伐採するか今後判断する。同公園周辺の被害調査も行う。

 クビアカツヤカミキリの被害は7月27日に壬生町で新たに確認されたばかり。同部は今夏から、生息域の拡大の恐れがある地域の民家で被害が確認された場合、委託業者に速やかに薬剤注入などをしてもらう「緊急防除」を始めた。県自然環境課は「被害や成虫を見つけたら県に連絡してほしい」と呼び掛けている。