倒れた県指定天然記念物「佐久山のケヤキ」

倒れた県指定天然記念物「佐久山のケヤキ」

倒れた県指定天然記念物「佐久山のケヤキ」

倒れた県指定天然記念物「佐久山のケヤキ」

倒れた県指定天然記念物「佐久山のケヤキ」 倒れた県指定天然記念物「佐久山のケヤキ」 倒れた県指定天然記念物「佐久山のケヤキ」 倒れた県指定天然記念物「佐久山のケヤキ」

 栃木県大田原市佐久山、長宗寺境内にある推定樹齢800年の県指定天然記念物「佐久山のケヤキ」が、2日未明に倒れた。根元など内部の腐朽の進行が原因とみられる。この倒木で隣接する納屋の一部が壊れた。

 県文化財課は「天候不順以外での県の天然記念物の倒木は、これまで把握しておらず珍しい」とする。今後、専門家による現地調査を行い、指定解除の可否も含めて対応を決める考え。

 ケヤキは高さ約20メートル、幹回り8.6メートル。2000年に県や市の補助金など約400万円で、樹勢回復措置をしていた。しかし、今年の春先から傾き始め、7月10日の降雨では直径約50センチ、長さ約3メートルの枝が落ちることもあったという。

 本町1丁目、成田山遍照院が所有しており、長宗寺住職も兼務する高野照教(たかのしょうきょう)住職(57)は「樹勢回復事業で、しばらく保つと聞いていたが、倒れてしまい残念」と話す。倒木の撤去など今後については「県の判断を踏まえて対応したい」としている。

 納屋を所有する刈生田武(かりうだたけし)さん(82)さんは「午前3時ごろ、ダダーンと音がした。雷が落ちたかと思って外に出ると、雨は降っていなかったので、ケヤキだと思って見に行った。倒れていてびっくりした」と話していた。