日本-アルゼンチン 第1クオーター、攻め込む比江島(手前)=さいたまスーパーアリーナ

 世界の壁は分厚く、そして高かった。

 世界ランキング4位のアルゼンチンに屈し、1次リーグ敗退が決まると背番号6はぼうぜんとベンチ脇に座った。「勝たないと意味がない」。初先発で25分間プレーした比江島慎(ひえじままこと)は13得点、3アシスト、2ブロックにも言葉少なだった。

 第1クオーターから積極的に仕掛け、2分にドライブで得点を決めた。さらにゴール下へのカットイン、自陣から自らボールを運んでの3点シュート。開始5分間で7点を挙げる活躍は「最初からアグレッシブに」という気概だった。