白紙撤回を求めてアピールする町民ら=30日午前、塩谷町役場前

 環境省が塩谷町内の国有林を指定廃棄物処分場(長期管理施設)の詳細調査候補地に選定してから丸7年となった30日、町民約15人が町役場前で、のぼり旗などを掲げて白紙撤回を求める「サイレントアピール」を行った。

 町民グループ「原発及び放射性廃棄物最終処分場建設に反対する塩谷の会」が企画。参加者は強い雨が降りしきる中、「最終処分場白紙撤回」「住民説明会は一切お断りします」と記した看板やプラカードなどを持ち、通行する車や来庁者に手を振ってアピールした。

 同会代表の柿沼久夫(かきぬまひさお)さん(72)=同町玉生=は「国は今でも塩谷に建設する姿勢を崩していない。一方的に塩谷に持ってこようとする姿勢を許してはいけない」と語気を強めた。