本県の指定廃棄物問題の主な動き

 放射性物質を含む指定廃棄物問題で、環境省が塩谷町上寺島の国有林を処分場(長期管理施設)の詳細調査候補地に選定し、30日で7年が経過した。問題が膠着(こうちゃく)する中、県内6市町で農家が一時保管している指定廃棄物の暫定集約については、那須塩原市が先陣を切り、具体的な手続きに入った。一方で他の5市町では、同省との個別協議で表立った進展はなく、暫定集約実現の見通しは立っていない。

 県内には5月現在、1万3533トンの指定廃棄物がある。このうち稲わらなどの農業系廃棄物は那須塩原、大田原、日光、矢板、那須、那珂川の6市町の農家計123戸が2993トンを保管し、うち那須塩原と那須で全体の97%を占める。