ジャージー牛乳を使ったプリンを試食する生徒

 【益子】長堤の道の駅ましこは、ジャージー牛の放牧で知られる「森林ノ牧場」(那須町豊原乙)の協力を得てジャージー牛乳のプリンを開発している。地元の意見を取り入れようと29日、益子芳星高で試食会を開いた。寄せられた生徒の意見を踏まえて改良を加え、道の駅が開業5周年を迎える10月の販売開始を目指している。

 ジャージー牛乳のプリンは、森林ノ牧場が今秋、町内に第2牧場を開設する縁で開発に着手。試食会は、高校生が地域づくり活動を行う町教委の「ましこ未来大学」を同校生徒が受講していることから実現した。

 試食会には森林ノ牧場の山川将弘(やまかわまさひろ)社長(39)と、プリンの開発者である道の駅の高橋裕也(たかはしゆうや)副支配人(41)、調理やデザインなどを学ぶ生活文化コースの2年生約30人が参加した。

 山川社長は、近年は森林が管理されなくなり社会問題化する中、森林で放牧し生産から加工販売までを行う「6次産業」に取り組んでいることなどを説明。高橋副支配人は、試作したプリンはジャージー牛乳の濃厚な味わいを生かすため、77%と高い割合で牛乳を配合していることを紹介した。

 生徒からは「イチゴソースなど味のバリエーションがあるといい」「パッケージは牛のデザインに」などの提案があった。味わった花塚真帆(はなつかまほ)さん(16)は「牛乳の味が濃く、おいしかった。塩気が強かった気がするので、もっとさっぱりするとさらにいいと思う」と話した。