真岡市土地改良区(真岡市田町、小菅保(こすげたもつ)理事長)は28日、市内で理事会を開き、多額の使途不明金問題に関与したとされる経理担当の元臨時職員女性(73)を刑事告訴する方針を確認した。関係者によると8月末にも予定される臨時総代会前の告訴に向け、調査を依頼された弁護士が業務上横領容疑などを視野に詰めの作業を進めているという。

 理事会では、県に再提出する再発防止策などに関した改善報告書を8月下旬までにまとめる方針も固めた。また、使途不明金問題で生じた不足額などで未編成となっている本年度一般会計予算案を巡り、財政調整積立金約7千万円の一部を繰り入れるなどして対応することや、土地改良区監査細則の一部変更などについて協議した。