栃木県ベスト育児制度賞に下野市 保護者に一時保育利用券交付 

 【下野】出産や子育てに関する支援制度の情報を集めたウェブサイト「育児助成金白書」が選出する2016年度「栃木県ベスト育児制度賞」に、市の「育児ママ・パパリフレッシュ制度」が選出された。本県からの選出は市が初めて。同制度は、保育園などに通っていない乳幼児のいる保護者に対し、保育施設での一時保育利用券を交付する。市こども福祉課は「これからも子育てしやすい環境づくりに取り組んでいきたい」としている。

 同サイトは大阪市のウェブ制作・運営会社「luft(ルフト)」が運営。2015年に開設され、全国各地で実施されている30万件以上の育児制度や相談窓口などを登録している。

 制度賞はサイトを更新する母親らが推薦したものなどを集計し、育児助成金白書事務局が協議。地域の独自性などを基準に、最も優秀な制度を都道府県別に表彰する。16年度は16の制度が選ばれた。

 「育児ママ・パパリフレッシュ制度」は08年度に「育児ママリフレッシュ制度」として開始。当初は生後3カ月~1歳未満の子どもを対象としていたが、15年度から現在の名称に変更し、年齢も3歳未満に引き上げた。

 子どもと同居する保護者が美容院へ行ったり冠婚葬祭への出席や通院したりする際、一時的に市内6カ所の幼稚園や保育園に預けることができる利用券36時間分発行。申請書に必要事項を記入し同課窓口に提出すれば、利用券が手渡される。昨年度は延べ1800件以上の利用があった。