第103回全国高校野球選手権栃木大会最終日は25日、県営球場で決勝を行い、作新学院が3-2で佐野日大を下し、10大会連続19度目の優勝を飾るとともに16度目の夏の甲子園出場を決めた。

 春の県大会の決勝と同一カードとなった一戦。両校が夏の決勝で対戦するのは2014年の第96回大会以来7年ぶりとなった。作新学院は主戦左腕井上力斗(いのうえりきと)が今大会初先発。佐野日大は鈴木空(すずきそら)が準決勝に続いて先発登板した。

 作新学院は初回に1点を先制されたが、三回に代打戎響葵(えびすひびき)の右越え2点本塁打で逆転した。五回に同点へ追い付かれたが、七回に2死満塁から相手暴投で勝ち越した。投手陣は井上から林拓希(はやしひろき)、佐藤優成(さとうゆうせい)の継投で相手打線に反撃を許さなかった。

 11年ぶりの優勝を目指した佐野日大は初回2死一、二塁で5番青木琢実(あおきたくみ)が中前適時打を放って先制。1点を追う五回は2番増山渉太(ましやましょうた)主将の左前適時打で同点としたが、七回に暴投で勝ち越し点を献上した。持ち前の強力打線は6安打に抑えられ、終盤反撃に転じられなかった。

 全国選手権は8月9日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕。組み合わせ抽選会は同3日にオンラインで実施される。

甲子園で作新の風を

 佐藤栄一(さとうえいいち)宇都宮市長の話 「10連覇」での夏の甲子園出場、誠におめでとうございます。皆さんは連覇のプレッシャーがかかる中、激戦を勝ち抜き、甲子園への切符を手にしました。甲子園では52万人の市民の応援を力に作新の風を巻き起こし、優勝を目指して頑張ってください。
 


【号外】作新「10連覇」=表面(2021年7月25日)
【号外】作新「10連覇」=裏面(2021年7月25日)