楽器の迫力を実感 栃木県立盲学校でオーケストラ演奏会 宇都宮

 【宇都宮】文化庁主催の「文化芸術による子供の育成事業」が14日、福岡町の県立盲学校で行われ、同校の幼稚部から高等部まで児童生徒43人と城山西小の児童75人が仙台フィルハーモニー管弦楽団の演奏を楽しんだ。

 この日は、バイオリン、チェロ、コントラバスなどの音の聞き比べをし、楽器の名前と音の特徴を理解した。トランペットが表現する馬のいななきや低い音域のチューバが弾く童謡「ぞうさん」に、大きな歓声と拍手を送った。

 小学部5年山口和真(やまぐちかずま)君(11)は同校を代表して指揮者に挑戦。2拍子のリズムを取りながらタクトを振り、オーケストラと共に情熱的な「カルメン」を作り上げた。

 同楽団は同校校歌オーケストラバージョンまで含め7曲を演奏。高等部3年村田勇樹(むらたゆうき)さん(17)は「20を超える楽器の迫力に圧倒された」と感動していた。