男鹿の湯、温泉“復活” ポンプ改修し7月から通常営業 日光・中三依

 【日光】4月にメインポンプが故障し、温泉を利用できない状態が続いていた中三依の温泉施設「男鹿の湯」で、ポンプの交換作業が進んでいる。修繕費用が捻出できず復旧の見通しが立たずにいたが、ポンプを所有する市が修理。15日にも完了する見通しで、7月から通常営業に戻るめどが立った。女将の水品沙紀(みずしなさき)さん(27)は「一時はどうなることかと思った。予想より早く復活してくれてうれしい」と喜んでいる。

 男鹿の湯は4月16日の営業再開1周年を前に、1992年の開業当時から使用するポンプが経年劣化で故障した。4月時点での交換費用の見積もりは800万円。電源が入らない状態で地下1千メートル以上にある源泉をくみ上げられず、水品さんらはお湯を沸かした日帰り入浴を土、日、祝日に縮小するなどの対応に追われた。

 同施設を保有する中三依自治会は“緊急事態”として5月上旬、市に修繕などを依頼。市は交換費用の全額を受け持ち、今月12日にパイプなどを引き上げる作業を開始した。市藤原観光課によると、交換費用は現在算出中という。