新型コロナウイルスの感染拡大で史上初の1年延期となった東京五輪は、23日午後8時から国立競技場で開会式を行い開幕する。都内に緊急事態宣言が発令される中、ほぼ無観客で開催される異例の祭典。本県勢は過去最多15人が8競技に出場、柔道男子60キロ級の高藤直寿(たかとうなおひさ)には日本勢男子金メダル第1号、新種目のスポーツクライミング男子複合の楢崎智亜(ならさきともあ)には初代五輪王者の大きな期待がかかる。

 2大会連続出場となる高藤は、開会式翌日の24日に県勢の先陣を切って登場。前回リオデジャネイロ五輪で銅メダルに終わった悔しさをばねに頂点を目指す。楢崎が初代王座を狙うスポーツクライミング複合男子は8月3日に予選、5日午後5時半から予選上位8人による決勝が行われる。

 メダル量産が期待される競泳は7月24日に競技がスタートし、萩野公介(はぎのこうすけ)は27日の男子800メートルリレー予選が初日。本命の200メートル個人メドレーは28日に予選、29日に準決勝を行い、決勝は30日午前11時16分から。男子100メートルバタフライは予選が29日、準決勝が30日、決勝が31日午前10時半からで、水沼尚輝(みずぬまなおき)が同種目で日本人初のメダル獲得に挑む。

 エース黒後愛(くろごあい)の活躍が期待されるバレーボール女子の日本は25日午後7時40分開始のケニア戦が初戦。ホッケーの日本勢は24日から登場し、リーベ栃木勢4選手が名を連ねる男子は銀メダルだった1932年ロサンゼルス大会以来のメダル獲得を狙う。狐塚美樹(こづかみき)が登録する女子は5大会連続の大舞台で飛躍を期す。

 「史上最強」と呼び声が高いバスケットボール男子日本代表は、26日午後9時からスペインと予選リーグ初戦に臨む。比江島慎(ひえじままこと)も好調を維持し、本番での活躍が注目される。

 増田成幸(ますだなりゆき)の自転車ロードレース男子は24日午前11時スタート。飛び込み女子の榎本遼香(えのもとはるか)のシンクロ板飛び込み決勝は25日午後3時から。クレー射撃女子の石原奈央子(いしはらなおこ)は25、26日、中山由起枝(なかやまゆきえ)は28、29日に競技を行う。