佐野日大の強力打線を引っ張る1番・川崎

 第103回全国高校野球選手権栃木大会は21日に再開し、県営、清原の両球場で準々決勝4試合を行う。県営球場では今春4強の白鴎大足利と同8強の文星芸大付のシード校が激突し、10大会連続優勝を狙う作新学院に62年ぶりの準決勝進出を目指す那須拓陽が挑む。清原球場では今春の県王者・佐野日大と初の4強入りを目指す鹿沼が対戦し、ともにノーシードから快進撃を続ける石橋と宇都宮短大付が顔を合わせる。第1試合の開始時間はともに午前9時。

◇栃木県高校野球特集

◆Web写真館はこちら

 ▽白鴎大足利-文星芸大付

 白鴎大足利は左腕吉沢隆太郎(よしざわりゅうたろう)を軸とした投手リレーで今大会無失点を継続し、打線も2試合で14得点と攻守に隙がない。文星芸大付はともに打率5割超と好調の沼井拓人(ぬまいたくと)、福田夢羽斗(ふくだむうと)の中軸の活躍が必須でリードする展開をつくりたい。

 ▽作新学院-那須拓陽

 苦しみながら勝ち上がってきた作新学院は佐藤優成(さとうゆうせい)、林拓希(はやしひろき)の両右腕の安定感が光る。3回戦で3得点に終わった打線の復調が鍵。那須拓陽は3試合31回を1人で投げ抜く右腕佐藤佑磨(さとうゆうま)の踏ん張りが勝利への絶対条件となる。

 ▽佐野日大-鹿沼

 3回戦で昨秋の県王者・国学院栃木に打ち勝った佐野日大が優位に立つ。川崎大也(かわさきだいや)から始まる打線は3試合で30得点と大会屈指の破壊力。鹿沼は中山泰貴(なかやまたいき)を軸に打線が勝負強い。安定感抜群の主戦大竹海央(おおたけみひろ)が粘り、接戦に持ち込みたい。

 ▽石橋-宇都宮短大付

 実力伯仲の一戦。石橋は打率8割超の小林到(こばやしいたる)が得点源で、主戦篠崎晃成(しのざきこうせい)を軸に投手層も厚い。宇都宮短大付は切れ味鋭い変化球を武器とする中村拓馬(なかむらたくま)が安定し、主砲福田航(ふくだわたる)を中心に打線も振れている。終盤まで目の離せない激戦が期待される。