日光でのコンサートで使われる「被爆ピアノ」(提供写真)

 「被爆ピアノ」で平和の調べを-。栃木県日光市今市の道の駅「日光街道ニコニコ本陣」で8月14日、「子どもたちのための被爆ピアノ平和コンサート」が開かれる。音楽を通して自由と平和の大切さを考えてもらおうと、同道の駅が初めて企画。戦後76年、戦争体験者が減少する中、子どもへの平和教育として、市内の小中高校生ら計80人を先着で無料招待する。

 コンサートで使われるピアノは1945年8月6日、広島市の爆心地から3キロ圏内で被爆し、傷だらけになりながらも奇跡的に残った。同市在住の被爆2世でピアノ調律師矢川光則(やがわみつのり)さん(69)が修復し、音が出るようになったという。矢川さんはこのピアノを全国の演奏会に運び、「平和の音色」を届けている。