「佐野学」市民講座に200人 旧吉澤邸では佐野日大短大生が活用提言

 【佐野】郷土の誇れる歴史や文化などをまちづくりに生かそうと、佐野日大短大は10日、市民講座「佐野学」を開校し、高萩町の同短大には200人以上の市民が聴講に訪れた。佐野学に基づく古民家再生プロジェクトの舞台となる旧吉澤邸(葛生東1丁目)では、同短大生が邸宅などの活用方法について発表した。

 佐野学(講座)は「地域の誇り」に根差した地方創生がコンセプト。「佐野の名家を訪ねる」をテーマに、11月まで8回講座が開かれる。

 初講座は、第一酒造(田島町)の島田嘉内(しまだかない)会長が「島田家の歴史と第一酒造」をテーマに講演。島田家は戦国時代は武士で、現在の埼玉県熊谷市がルーツ。佐野家の客将として招かれ佐野に移り、1673年に酒造りを始めたという。

 この日は旧吉澤邸でも、同短大生10人が邸宅の利用法を発表。古民家カフェやライダーハウス、書道、華道教室、温泉発掘などを提言した。