宇都宮市役所

 宇都宮市は19日、市内の飲食店従業員向けに30日と8月20日の2日間、新型コロナウイルスのPCR検査郵送キットを計約600件配布し、緊急事態宣言地域などからの夜間来店者と接する機会があった従業員を検査すると発表した。東京五輪やお盆休みを控え、早期に感染を封じ込める狙い。

 飲食店従業員向けキット配布は初めてで、対象は夜間に人出の多い市中心部エリア(約90店舗)から選定する。該当する従業員は、自己採取した唾液を委託先に郵送して検査する。

 市内の飲食店は酒類提供禁止や時短営業が要請されていないため、同地域などからの来訪による感染拡大が続いているという。市は「6月以降、夜間の繁華街に関連した陽性者が後を絶たない。飲食店従業員の感染者を早期発見し、クラスター(感染者集団)発生も抑制したい」としている。