若者目線で街なか紹介 宇都宮市内3大学の学生 新旧混在の魅力、情報紙に

 【宇都宮】「この店、何だろう」「こんな人がいたんだ」−。市内3大学の学生がこのほど、若者目線で気になる街なかを紹介する情報紙「みやゆい」を作成した。従来の観光情報紙とは一味違う出来栄えに、参加した宇都宮共和大3年粂川瑛洋(くめかわあきひろ)さん(21)は「宇都宮は新旧入り交じった魅力的な場所が多い。意外な見どころが紹介できたと思う」と手応えを感じている。

 みやゆいは、宇都宮まちづくり推進機構・宮再発見委員会の2016年度事業の一環として実施した。

 「20代の女性を対象に、従来の観光情報紙とは違ったデザイン、内容で仕上げたい」と同大、帝京大、宇都宮大の学生約10人が企画、取材などを担当した。

 普段の宇都宮で当たり前に結ばれている人と暮らしをつづる「みやゆい(宮結)」と名付け、毎週火曜の夕方に編集会議を行いながら、1年かけて作成した。

 特に「宇都宮の街見て歩き」のページには、学生が取材した街なかの気になる店7店が並ぶ。「手塚スッポン店」を取材した帝京大4年弓田龍太郎(ゆみたりゅうたろう)さん(21)は「独特の雰囲気だけど、品ぞろえを聞くと『昔のドラッグストア』だと分かった。アスリートも買い物に来るほどです」。編集長を務めた同大卒業生の粟野倫世(あわののりよ)さん(22)は「豆類や乾物がズラリと並ぶ永井商店で、古き良き宇都宮を感じた。海草で作った『藻塩(もじお)サイダー』もおいしい」と隠れた魅力を振り返った。