児童らミヤコタナゴを試験放流 大田原・羽田小

 【大田原】国の天然記念物で絶滅危惧種に指定されているミヤコタナゴの保護区がある大田原市や環境省、県、地元保存会などでつくる「羽田ミヤコタナゴ再導入に向けた協議会」は9日、羽田の生息地保護区の水路にミヤコタナゴ100匹を放流した。

 5回目となる今回は雌雄50匹ずつを放流。羽田小の2~6年生計36人が参加し、魚の行方を真剣なまなざしで見送っていた。同校3年室井知華(むろいちか)さん(9)は「ちゃんと元気に育ってほしい。これからも見守っていきたい」と話していた。

 環境省関東地方環境事務所によると、昨年10月の生息状況調査で確認されたミヤコタナゴ76匹のうち、羽田で生まれ育ったものは6匹だった。推定生息数は162匹だったという。