五十嵐清氏

 自民党の衆院栃木2区の公認候補を巡る問題で、自民県連が、公募で擁立を決めた五十嵐(いがらし)清(きよし)前県議(51)を2区支部長に選任するよう党本部に求める嘆願書の提出を検討していることが16日、関係者への取材で分かった。

 2区を巡っては、党本部からの要請に従って県連の木村好文(きむらよしふみ)幹事長が6日、宇都宮市内で現2区支部長の西川公也(にしかわこうや)元農相(78)と会談した。木村氏は五十嵐氏の支援を求めたが、西川氏は県連の決定を不服とし、支部長を続投する意向を改めて示していた。

 衆院の任期満了まで3カ月に迫る中、木村氏ら県連幹部は20日に党本部を訪れ、早急に五十嵐氏を支部長に選任するよう二階俊博(にかいとしひろ)幹事長や山口泰明(やまぐちたいめい)選挙対策委員長らに宛てた嘆願書を提出する方向で準備している。

 2区では五十嵐氏があいさつ回りなどの活動を進める一方、公募で選出されなかった公也氏の長男で自民の鎭央(やすお)県議(49)=さくら市・塩谷郡選挙区、1期=を支援する2区の市町議有志は、鎭央氏の擁立を目指して活動を続けることを決めている。