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黄ぶななどの明かりの中で行われた宇都宮空襲犠牲者追悼イベント=12日午後7時20分、宇都宮市駅前通り1丁目

 1945年の宇都宮空襲から76年目を迎えた12日、JR宇都宮駅西口付近のイベント広場で、犠牲者を追悼する「宵待ち灯ろう」が行われた。

 市民団体「ピースうつのみや」による灯籠流しが行われてきたが、会員の高齢化などで昨年中止となった。会員の鎌田泰二(かまたたいじ)さん(75)らが新たなプロジェクトを立ち上げた。

 同日夕は雨天となり、会場を田川河川敷からイベント広場に変更。照明造形作家の鎌田さんが制作した高さ約1メートル、全長約1.5メートルの黄ぶななど約20基の灯籠が並べられた。作新学院大吹奏楽部員や横笛奏者狩野嘉宏(かりのよしひろ)さん(64)の演奏に続き、空襲を体験した同市、大野幹夫(おおのみきお)さん(89)が当時の様子を語った。

 スタッフとして参加した文星芸大2年斎藤陽夏(さいとうはるか)さん(19)は「悲しい歴史は繰り返してはいけない」と話した。