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公開練習に先立ち行われたオンライン交流=12日午前、宇都宮市西川田4丁目

 東京五輪に向け、宇都宮市内で事前キャンプを行っているハンガリーのテコンドー選手団が12日、同市のユウケイ武道館で報道陣などに練習の様子を公開した。男子58キロ級に出場するシャリム・オマル・ゲルゲイ選手(18)は「もちろん目標は金メダル。同時にオリンピックを十分楽しみたい」と活躍を誓った。

 テコンドー選手団はオマル選手とコーチら計3人。栃木県内の受け入れ第1号で、8日に来日し、トレーニングを続けている。公開練習ではオマル選手のコーチで父のシャリム・ゲルゲイさん(49)の解説の下、オマル選手と練習パートナーで兄のシャリフさん(19)が華麗な足技などを披露した。

 視察した福田富一(ふくだとみかず)知事は「最高の状態でオリンピックに臨んでほしい」と激励。オマル選手は「必ず栃木に戻ってくる」と感謝した。

 公開練習に先立ち、同武道館の別室にいる高校生とオンラインでの交流も行われた。宇都宮短大付属高3年、生活教養科渋谷仁衣菜(しぶやにいな)さん(17)と普通科田辺愛実(たなべあみ)さん(18)、調理科山口礼城(やまぐちらいき)さん(18)が、ハンガリー国旗を模して作ったマスクやクッキーについて英語で説明し、エールを送った。田辺さんは「初めてテコンドーを見て、とても良い経験になった」と感激していた。