半世紀の伝統「荒城の月」舞う 真岡女子高の400人が披露

 【真岡】真岡女子高の伝統行事「『荒城の月』幻想」の演舞が31日、同校校庭で行われ、生徒約400人がマスゲーム形式で色とりどりの扇を振りながら、一糸乱れぬ舞を披露した。1968年に運動会で披露された初回から50回の節目を迎えた同行事。これまでは3年生とダンス部のみの演舞だったが、今年は2年生も参加して人文字を表すなどして節目を飾った。生徒会長の3年関沢茉奈(せきざわまな)さん(17)は「50回続いていることはすごい。伝統を受け継いできた先輩方に感謝したい」と話した。

 同行事は66年、校庭の拡張整備などを機に、当時の校長が「この喜びを形にしたい」と発案。保健体育の教諭が演舞を考案し68年の運動会で初披露となった。

 保護者らが見守る中、演舞は入場行進を含めて約12分間行われた。3年生約200人が滝廉太郎(たきれんたろう)の「荒城の月」に合わせ、合戦や平和を表す場面を演じ、赤や紫など5色の扇子を手に動きを合わせ、「波」や「花」の形を表現した。