第103回全国高校野球選手権栃木大会第2日は10日、県営、清原両球場で1回戦6試合を行い、春季県大会優勝の佐野日大、前回大会準優勝の文星芸大付が共にコールド勝ちで勝ち上がった。そのほか小山南や真岡などが2回戦進出を決めた。
佐野日大は大関日和(おおぜきひより)の3安打4打点の活躍などで高根沢に圧勝。文星芸大付は沼井拓人(ぬまいたくと)が4安打2打点と打線を引っ張り鹿沼東に快勝した。小山南は七回に水島郷太(みずしまきょうた)の左前適時打で試合をひっくり返し5-1で今市に逆転勝ちした。
真岡は主戦右腕小林太陽(こばやしたいよう)が直球を軸に毎回の13三振を奪って栃木翔南に1-0完封勝ち。真岡工も先発黒崎瑛道(くろさきはなみち)が9回を2失点と好投、黒羽を6-2で破った。栃木商は主将の長瀬和志(ながせかずし)が投打に活躍し、7-0で真岡北陵を破った。
大会第3、4日は11、12の両日、同球場ほかで1回戦14試合を行い、11日は昨秋優勝の国学院栃木が足利工と対戦する。