小林酒店が事業を譲り受ける池島酒造=大田原市

小林酒店=鹿沼市

小林酒店が事業を譲り受ける池島酒造=大田原市 小林酒店=鹿沼市

 鹿沼市千渡で酒類卸小売りを営む小林酒店(小林一三(こばやしいちぞう)社長)が、日本酒銘柄「池錦」蔵元の池島酒造(大田原市下石上、池嶋英哲(いけじまひであき)社長)の事業を譲り受け、鹿沼市で日本酒醸造に乗り出す。同市内の蔵元は1987年を最後に姿を消し、30年以上の時を経て“鹿沼地酒”が復活する。今季の仕込みは行わないが、来季に向けて鹿沼市内への移転準備を進めている。

 「池錦」のブランドは継承するという小林社長(47)は「酒造業界で川下(小売り)が川上(醸造元)の会社を譲受する例は珍しいと思う。これまでにない酒蔵造りにチャレンジしていたい」と意欲を見せる。