新型コロナウイルスワクチン

 栃木県鹿沼市は8日、新型コロナウイルスワクチン集団接種会場で4日、60代男性にワクチンの入っていない注射器で空気0.3ミリリットルを注射するミスがあったと発表した。健康被害はないとしている。

 注射した看護師が手応えの違いに気付き、判明した。市によると、ワクチンの希釈と充填(じゅうてん)の作業は薬剤師と看護師がチームで実施。ミスの原因について、ワクチンを6本の注射器に充填する際に注射器1本が空だったことに気付かず接種ブースに持ち込んだことに加え、充填時と接種時の確認不足があったとしている。

 男性に対しては市担当者がその場で謝罪し、医師が状況を説明した上で再度接種した。公表が8日になったことについて、市は「男性の体調変化を確認していたため」と説明している。

 再発防止策として、今後は充填時と接種時に加え、充填場所から運び出す際にもチェックを行うという。市は「ご迷惑をお掛けし申し訳ない。チェック態勢を強化する」としている。