県内6信用金庫、2信用組合の2021年3月期決算が6日までに出そろった。新型コロナウイルスの感染拡大で実質無担保・無保証の支援制度融資が大きく伸びたが、低利のため4信金が減収となり、烏山信金が9期ぶりの最終赤字に転落した。2信組は不良債権処理費用が大幅に減り、2期ぶりに最終黒字を確保した。

 

  ◇信用金庫◇

 足利小山は貸出金残高が前期比約11%増となったが、個人ローンの減少などから貸出金利息が減り、国債等債券売却を抑えたことから、経常収益が前期を下回った。しかし、貸倒引当金繰入額が約7割減となる約2億2千万円減少したことなどで純利益は増えた。

  ◇信用組合◇

 真岡は大口融資先の業況悪化があった前年より与信関係費用が大幅減となり、黒字化した。前期計上の国債等債券売却益が減り減収となったが、コロナ禍に伴う資金需要で貸出金残高が過去最高となり、利回りの低下分をカバーできた。