山中を力走する参加者

 【那須塩原】山に人を呼び込んで害獣対策につなげる4時間耐久トレイルリレーマラソン大会「Shiobara UCHINOURA Trail」(塩原うちのうらトレイル)が4日、中塩原松ノ木平地区の山林で初開催され、39チーム計約120人が自然の中で心地よい汗を流した。

 単独か2~4人のリレーで1周3・5キロのコースを周回し、4時間で走った周回数を競った。開会式で実行委員会長の君島陽一(きみしまよういち)さん(40)=中塩原=は「害獣対策を兼ねた取り組みは全国的にも珍しい。たくさん山に入って地域やランナーが盛り上がればうれしい」とあいさつした。

 塩原小中の校庭にリレーゾーンが設けられ、参加者たちはぬかるんだ土に足をとられながらも力走。観衆はたすきがつながるたびに拍手で応援した。

 4時間が経過した時点で2チームが15周で並んだが、大会規定により通過時間が速かったドリンカーズ(福島)が優勝した。

 参加した塩谷町の「東古屋湖地域おこし隊」代表、君嶋祐治(きみじまゆうじ)さん(23)=同町上寺島=は「普通の山道をコースにできることが新鮮な発見。地元でもこのような大会を開けたら」と話した。