国際イノベーションコンテストの世界大会に出場する(左から)シャヒルさん、浜崎さん、飯田さんと、蓮田教授

 帝京大理工学部(宇都宮市豊郷台1丁目)の学生チームが、4月下旬に開かれた微小電子機械システムを用いた技術コンテストで国内大会2位となり、世界大会の代表に選ばれた。緊急地震速報と連動した瓶類の落下防止システムを改良し、高い評価を得た。晴れ舞台を前に、学生たちはいっそう研究に熱意を燃やしている。

 大会は「国際イノベーションコンテスト」という名称で、中学、高校、専門学校、大学、大学院生らがチームで競う。12回目の今回は、書類による1次審査を通過した12チームがオンラインで発表した。

 帝京大チームは情報電子工学科の蓮田裕一(はすだゆういち)教授(63)の研究室に所属する4年飯田雅裕(いいだまさひろ)さん(22)、3年浜崎圭亮(はまざきけいすけ)さん(20)、マレーシアの留学生シャヒル・ビン・アブドゥルさん(20)の3人。東北大らのチームに続く準優勝に輝いた。

 3人が研究するシステムは、商品棚に設置された受信機がラジオで緊急地震速報を受信すると、棚の天井部に設置された枠と格子状の網が落ちて、瓶が散乱するのを防ぐ。緊急地震速報が間に合わない場合も直接揺れを感知して作動する。