就任記者会見で抱負を述べる菊地新会長(中央)=30日午後、宇都宮市の県JAビル

 JA栃木中央会は30日、宇都宮市平出工業団地の県JAビルで通常総会を開き、新会長に菊地秀俊(きくちひでとし)氏(69)=JAなすの=を選任する役員人事を決めた。高橋武(たかはしたけし)会長(71)は任期満了に伴い退任した。菊地氏は就任記者会見で、需給バランスのとれたコメ生産などを課題に挙げ「組合員に頼られる組織にしていきたい」と抱負を述べた。

 本県では主食用米の在庫量が増加するなど、米価の大幅下落が懸念されている。菊地氏は「米価の行く末によっては、耕作放棄地が増えることも予想される。所得増大を目指していたが、所得や生活を維持できるかも課題になってきた」と危機感をあらわにした。