【那須塩原】好きな自治体に寄付をすると住民税や所得税が軽くなるふるさと納税で、2016年度に市に寄せられた寄付額は前年度比6割増、過去最高の約2億2500万円に上り、初めて県内自治体で1位となる見通しであることが17日、分かった。市が同日の記者会見で明らかにした。市は「特産品の乳製品や温泉宿泊券など、多彩な返礼品に魅力を感じてもらえたのでは」と分析している。

 用意している返礼品は主に市が誇る特産品。生乳生産本州一を誇る乳製品セットや、とちぎ和牛のローストビーフやヒレ肉の詰め合わせのほか、市内に二つの温泉地を抱えることから、塩原、板室温泉のペア宿泊券なども人気という。

 一方、総務相が自粛を要請した精密機器や白モノ家電などの高価な品は用意していない。寄付額の「3割以内」が相当とされる返礼品の価格も「26・5%に抑まっている」という。