渋沢一族が経営した柳林農社に関する史料が並ぶ県立文書館の常設展=29日午前、県庁南館

 県庁南館で開催中の県立文書館の常設展で、NHKの大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の主人公渋沢栄一(しぶさわえいいち)が経営に携わった株式会社「柳林(りゅうりん)農社」(現・真岡市)に関する史料9点が公開されている。後に「日本資本主義の父」と称される渋沢と本県との関わりをうかがうことができる。

 柳林農社は1874(明治7)年、蚕種(蚕の卵)製造と製茶を目的に設立された。出資者には渋沢や、いとこの渋沢喜作(きさく)と福田彦四郎(ふくだひこしろう)ら渋沢一族5人が名を連ねる。常設展には福田の子孫が文書館に寄託した史料の一部や、渋沢家の家系図などを並べた。