県内市町立小中学校の水泳授業の実施状況

 新型コロナウイルス感染拡大が続く中、県内25市町のうち15市町の公立小中学校(国立除く)が今夏の水泳の授業を実施する、または実施する方向であることが29日までに、各市町教委への取材で分かった。2020年度は大半が実施しなかったが、本年度は感染対策を徹底した上で実施する市町が増えた。一方、2年連続で実施を見送った市町や学校もあり、関係者からは水難防止を学ぶ機会が減少することを懸念する声も出ている。

 コロナ禍の水泳授業を巡っては、20年度は文部科学省などが十分な感染対策を講じることが困難な場合は実施を控えるよう求めた。「どう対策すればいいか分からなかった」などの理由から大半の市町が実施しなかった。本年度、同省などは対策を講じた上で実施を検討するよう求めている。

 実施するとしたのは足利、日光など11市町。実施する方向は矢板、さくらなど4市町。このうち那須塩原市は実施する方向だが、最終的な判断は各学校に委ねる。

 宇都宮など7市町は各学校の判断としているが、多くの学校は実施する。